===今日のバックグラウンドMUSICはドラマー サイモン・フィリップスがかかっている中 執筆して おります by Spotify ===
本日は2022年4月3日 日曜日曇りで雨のあとが残る都内。予想最高気温は14度で本日も花冷えとなります。昨日も今日もデイリーワークのパソコン作業がいくらかあります。3月末で本決算なのですが、その後の締めの作業が毎期ごとにあり憂鬱ですが家族の為にこなしてゆきます。
さて今日の本題に入ります。昨日ネットで見ていたニュースが目を引きました。YouTube等でその活躍を以前からWatchしていた日本人の 十代前半の天才ロックドラマー“よよか”の海外移住を知らせる記事でした。彼女の才能は9歳の頃からYouTubeでそのプレーを公開しているので、百聞は一見にしかずということでYouTubeにアクセスすればその実力は直ぐに確認できます。(記事の最下部にYouTubeのリンクを張っておきます。)
今回は彼女のドラムの才能にフォーカスするのではなく、彼女の日本の学校教育に対するマインドと そのご両親のスピリットと行動力に心を打たれ、記事にしてみたいと思いました。
「やっぱり、ここで学びたい。自然体でいられます」。去年秋、演奏で1カ月ほど過ごしたアメリカで、湧き出る気持ちを抑えられなくなりました。「アメリカ人と演奏していると、色を自由に塗ることができる感じがします。日本での演奏は、「まるで塗り絵をはみださないように描くよう求められている気がします」。日本だと点数を付けられ、100点満点を求められる気分になってしまうそうです。
~テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)より引用・記事の最下部にリンクを張っておきます。
よよかはアメリカでのセッションを経験して上記のように語っています。「 色を自由に塗ることができる感じがします。」とのアメリカでの感覚に対して日本だと「 まるで塗り絵をはみださないように描くよう求められている気がします。」とのこと。なんかすごく分かる気がします。自分も幼少期このような感覚を経験したことを思い出しました。例えば、挨拶をしたら同じような挨拶で返すこと。
相手「 おはようございます。」自分「 おはようございます。」
もちろんそれでよいのですが、自分が「 ドレミファソラシド!」と返しても良いではないですか(笑)。大人になった現在でも なんか枠の中にいることの窮屈さを感じ続けているのは何なんでしょうか。。
両親と弟と家族4人で、今夏の渡米を目指します。しかし、道のりは平たんではありません。アメリカの住居費や物価は高く、やり繰りが心配です。「日本では15歳以下の才能ある芸術家を対象にした支援制度がほとんどない」と父の章文さん。両親も就労するためのビザ取得にトライしていますが、当面の生活費は貯金で賄うつもりです。
章文さんは言います。「世界のトップを目指すのであれば、できるだけ早く挑戦すべき。12歳のよよかが単身で渡米しても音楽活動はできないので、リスクを負ってでも家族でチャレンジする覚悟です」。
~テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)より引用・記事の最下部にリンクを張っておきます。
すごいのはよよかさんだけではありません。父の章文さんが上記のように語っている背景にはお母さん、弟の理解とサポートがあると容易に想像できます。家族で世界にチャレンジするこの取り組み。応援せざるを得ません。厳しいインフレに負けないで頑張ってください!とエールを送ります。アメリカのインフレはNY在住の渡辺直美などのコメントからも窺えます。(ランチ代が普通に5千円とか。。。)
続けてこの記事を書いたライターは以下のように語ります。
よよかさんの渡米は、日本の教育に問題提起をしています。教育は国づくりの基本です。高いモラル、高い協調性、生真面目さ、高い当事者意識…。日本人が誇りにしてきたこれらの特性は、この教育制度があったからこそです。しかし、協調性は時に個性を奪い、生真面目とは時に思考を制御します。激変を続ける世界の中で、たった1つの決められた答えに導くような教育では、国が凋落するのも無理はありません。
教育の現場からは「ミシミシ」ときしむ音が聞こえるようです。教職員の人員は足りません。家庭教育や社会福祉の機能まで背負わされ、学校現場は悲鳴をあげています。すべての子どもの個性を受け入れる余裕は、なかなか持てないのかもしれません。不登校は増え、いじめはなくなりません。個性を奪われ、自由に、楽しく生きることを拒まれ、イノベーションの芽を摘まれる。こんな教育制度は持続可能ではありません。
~テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)より引用・記事の最下部にリンクを張っておきます。
「 個性を奪われ、自由に、楽しく生きることを拒まれ、イノベーションの芽を摘まれる。こんな教育制度は持続可能ではありません。」
まったく同感です。個性という芽を摘まれた結果が現在のジブンそしてアナタだったりして。。
未来を担う才能ある子どもが日本を去る。世界のコンセンサスになりつつある「日本の埋没」を象徴しているかのようです。世界全体のGDP(国内総生産)に占める日本のGDPのシェアは1994年に約18%ありましたが、2020年に6%にダウン。2050年に1.8%に縮小すると三菱総合研究所は試算します。1人あたりのGDPは韓国より低い。国債の格付けランキングは韓国や中国より下。2020年の日本の実質賃金はOECD(経済協力開発機構)の加盟35カ国中、22位。7人に1人の子どもが「貧困」状態。15歳~39歳の死因の第1位は自殺。これが日本の姿です。
~テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)より引用・記事の最下部にリンクを張っておきます。
「 15歳~39歳の死因の第1位は自殺。これが日本の姿です。」
たった1つの決められた答えに導くような教育ではそこからはみ出すと生きずらくなり、極端にいくと自死につながるとの事かもです。
■「世界中の人たちに元気や勇気を届けたい」
「ドラムは言葉や人種の壁も超えられるコミュニケーションの手段です。ドラムで世界中の人たちに、元気や勇気を届ける存在になりたい。日本で、才能や個性を発揮できず、困っている人たちも助け、教育を変えていきたいです」。これがよよかさんの夢です。よよかさんは、アメリカで様々な経験をするでしょう。アメリカの醜い部分も垣間見ると思います。日本の良さをあらためて知る場面もあるでしょう。貴重な経験を重ねながら、地球市民として、世界中に、粋なメッセージを発信してくれることを心から楽しみにしています。
(テレビ朝日経済部 岡田 豊)
~テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)より引用・記事の最下部にリンクを張っておきます。
よよかさん。世界での活躍期待しております。彼女とそのご家族の経験、行動が日本の教育を変えるきっかけになることを切に祈ります。